安藤忠雄 アジア現代美術館 9.14_25
2025年09月14日 00:24
こんにちわ、9月14日の色は、蒸栗色。
栗ご飯の栗の色かな。
ほのかに優しく、美味しい匂いの色(笑)ですね。
この色は、驚くことに歴史も古く、中国最古の辞書「爾雅(じが)」に、「蒸栗、染紺使黄色、如蒸栗然」と記載されているようです。このように、中国でも似たような色名があったと考えられていますが、中国の蒸栗色と日本の蒸栗色は異なる色合いとされているようです。
この「爾雅(じが)」は、前漢(B.C.206-A.D.8)の儒者が古典、ことに『詩経』の用語の解説をまとめた書で、中国最古の字書で、以下のごとく整理されていたようです。そして十三経の一つです。
(「爾雅(じが)」とは「雅に爾(ちか)し」、つまり「昔の良い言葉(雅言)に近づく(爾)」意味のようです’。
釈詁:動詞を中心にまとめられた篇で、この篇が爾雅でもっとも初期に作られた篇とされる。
釈言:動詞を中心にまとめられた篇で、釈詁から漏れた語を集めて作られた篇とされる。
釈訓:畳語を中心にまとめられた篇。
釈親:親兄弟・親戚の呼び方をまとめた篇。
釈宮:建物に関する語についてまとめた篇。
釈器:器物に関する語についてまとめた篇。
釈楽:音楽、楽器に関する語についてまとめた篇。
釈天:気象・天文・暦に関する語についてまとめた篇。
釈地:地理に関する語についてまとめた篇。
釈丘:丘に関する語についてまとめた篇。
釈山:山に関する語についてまとめた篇。
釈水:河川に関する語についてまとめた篇。
釈草:草などについてまとめた篇。
釈木:木などについてまとめた篇。
釈蟲:昆虫などについてまとめた篇。
釈魚:魚についてまとめた篇。
釈鳥:鳥についてまとめた篇。
釈獸:野生の動物についてまとめた篇。シカ、ネズミなど。
釈畜:家畜となる動物についてまとめた篇。ウマ・ウシなど。
これは、台中の亜洲大学を訪問した際に、「亜洲大学.アジア現代美術館」で購入したものです。
この絵柄のバックの横線が蒸栗色かな?
このアジア現代美術館は、とっても素敵な建築で、鉄筋コンクリート打ち放しとガラスのカーテンウォールで構成されていて、安藤忠雄氏の設計です。
正三角形を設計の基本元素としていて、三角形の平面を重ねて3フロアを構成し、ずらしながら水平に広げることで生まれた天井空間と屋外テラスが彫刻台やオープンエアのカフェ等のエリアなど、光だけでなく、風も肌で感じられるようでした。
皆さんも、是非行ってみてください!



参照:
http://www.atomigunpofu.jp/literary%20works/China_pre-modern/jiga_lead.html
https://sotsuten.nagaoka-id.ac.jp/artwork/968/蒸し栗/
http://www.premium-j.jp/premiumcalendar/20240903_41821/#page-10
https://travel.taichung.gov.tw/ja/attractions/intro/1202
YOKO.Labホームページ:https://ta70r.hp.peraichi.com
参照: 365日 日本の色図鑑
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