いろいろな発酵　10.8_25

2025年10月15日 20:50

　今日の色は、柿渋色。この色は、渋柿が青いうちに搾った液を2年発酵させ、染料や顔料として使うらしい。

　発酵fermentationのお話は、尽きない。

　まず、思い浮かぶのは、大好きなカルピス。

　開発したのは、三島海雲（みしまかいうん）さん、カルピス株式会社の創業者ですね。

　そう、あの「カルピスを作った男」です❗️

　1878年に大阪の寺院に生まれて、仏教を学び、その後中国へ渡りました。

　中国の内モンゴルで体調を崩した時に、遊牧民の日常食である酸乳（発酵乳）を飲んで回復したという経験から、乳酸菌飲料の開発に着手したんです。

　そして、1919年に「カルピス」を発売！

　『カルピス』は、カルシウムの「カル」と、仏教語で牛乳を精製する段階の一つで、牛乳を精製する段階の一つである醍醐をサンスクリット語で示す「サルピルマンダ」の「ピル」を組み合わせて名付けられたと言われています。

　さらに、彼は、「国利民福」（国を利し、民を幸福にする）という精神を生涯にわたり実践していました。

　例えば、1923年の関東大震災の際には、被災者に冷たいカルピスを配って回ったというエピソードも残されているようです。

　わたくしは、いえば、子供の頃の夏休みのおやつは、スイカとカルピス、とうもろこし‼️

　忘れられない味です💕

　いろいろある発酵の思い出の２つ目は、金沢での「いしる鍋」。このお話は、次回に💕

参照： 365日日本の色図鑑

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