燻銀 11.7_25
2025年11月16日 02:24
今日の色は燻銀(いぶしぎん)。
日本では、古くから寺社のいぶし瓦の色でしょうか。
この光沢を消した色合いは、日本の侘び寂びの風情が好まれたのかな、、、
さて、銀=シルバーの色として考えると、燻し銀は、銀に硫化物を付着させ、表面に黒色の酸化膜を形成させることによってこの色合いになります。
銀(Ag)は、空気中の硫化水素や二酸化硫黄などと反応して、表面に硫化銀(Ag2S)を作ります、そうこの硫化銀が黒いんです。この現象を、銀の硫化(りゅうか)といいます。
鉄のように空気中の酸素と反応する酸化(サビ)とは異なる現象ですね。
そこで、シルバーアクセサリーを放置して時間が経つとだんだんと色が茶色っぽく変色していきますね。
これは、空気中の微量な硫化水素と銀が反応して、表面が硫化銀化しているためです。
そこで、シルバーアクセサリーを保管する場合は、空気に触れないようにチャック付きのビニール袋などに入れるのが
良いですね。
また、旅行で温泉に入る時は、シルバーを着用したままで温泉に入るのはやめましょう。お湯に入った途端に茶色〜黒に変色しますから。
この、変色したシルバー、なかなか元の戻すのは手強いですね。
シルバー磨き用クロスか、液体のクリーニング液を使うかですが、液体のクリーニング液は必要な燻しまで落としてしまう可能性もあるので、注意しましょうね。
シルバーのアクセサリーは、この燻しを使ったデザインもあり、素敵ですね。
是非、光沢あるシルバーと燻したシルバー、両方使いこなしてくださいね。
これは、わたくしのプラチナとシルバーのコレクションです。
うまく撮れてませんが、燻し銀は1つ、すぐわかりますね。

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参照: 365日 日本の色図鑑
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