タイ伝統医療 12.6_25
2025年12月07日 01:05
今日の色は遠州鼠(えんしゅうねず)。この色の名前は、江戸時代初期の小堀遠州に由来するらしい。
美意識の素敵な人だったのかな。
さて、今日は、11月Lessonで作成したHarb ball タイ伝統医学のお話です。
タイ伝統医学は、大きく2つの流れがあります。
アーリア人系の初期のヴェーダ医学から始まり仏教医学、中医学などの影響を受けた「タイ伝統医学」と「アーユルヴェ
ーダ医学」と言われているブラフマー(ヒンドウ教の創造主)に発する2つです。
そして、
タイ伝統医療の概念である「セン」SENについて少しお話しします。
このSENは、人体を流れるエネルギーラインで、その数は72000本あると言われています。
東洋医学の経絡とは違うものですが、イメージは同じ様に感じます。
この中で特に重要と考えられている10本のSENがありますね。
1 セン・スマナ (Sen Summana)
2 セン・イッタ (Sen Ittha)
3 セン・ピンカラ (Sen Pingkhala)
4 セン・カラタリ (Sen kalayhari)
5 セン・サハサランシ (Sen Sahatsarangsi)
6 セン・タワリ (Sen Thawari)
7 セン・ラウサン (Sen Lawusang)
8 セン・ウランガ (Sen Uragka)
9 セン・ナンタクラワット (Sen Nathakrawat)
10 セン・キチャナ (Sen Khitchanna)
そしてこれは、中国の経絡として歴史がつながっています。
経絡(けいらく、Meridian)は、古代中国の医学で、人体の中の気血栄衛(気や血や水などといった生きるために必要な
もの、現代で言う代謝物質)の通り道として考え出されたものですね。
経は経脈を、絡は絡脈を表し、経脈は縦の脈、絡脈は横の脈の意を表しています。
経脈は十二の正経と呼ばれるものと、八の奇経と呼ばれるものがあります。
正経は陰陽で分類され、陰は太陰、少陰、厥陰の三陰に、陽は太陽、陽明、少陽の三陽に分けられ、手、足それぞれに三
陽三陰の属する経脈が割り振られて計十二脈あります。
そして、陰経は臓に属して、陽経は腑に属し、奇経の中では任脈と督脈だけが独自の経穴を持っています。
さらに、つぼと経絡について考えてみましょう。
漢方の気血水の考え方で、気は、体内に張り巡らされている「経絡(けいろ)」を通って、臓腑や筋肉、皮膚に働きかけ
ています。
その経絡には気の出入り口である「経穴(けいけつ)」があって、これがいわゆるツボですね。
このツボは経絡に沿って、全身に点在しています。
面白いですね、歴史は、繋がっていきますね。
是非、現代でも有効に活用してもらいたいと願って、今回の企画をしました。
漢方の気血水と同じような考え方が、タイ伝統医学にあります。
土水風火のバランスを回復することが、健康に繋がると考えられていて、それぞれは
土(Din):骨格、筋肉、臓器などの物理的構造
水(Nam):血液、体液、リンパ、消化液など
風(Lom):呼吸、神経、運動機能に関する要素
火(Fai):体温、代謝、消化活動などの熱的側面
面白いですね。
是非、お風呂でHarb ballを使って、ご自分の体を労ってくださいね。
12月は、好評のKifhi オンライン講座をもう1回開催します。次は、来年2026年の11月に、ご一緒にKifhiを作成しましょう。
是非、新しい特別なX’mas の準備にご活用くださいませ。
Harb ballもご好評をいただきましたので、2026年1月17日に開催予定です。HPからご案内しますね。
新年、そして新春に心を癒しながら、体を整えていきましょうね。

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OTONAMI
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参照: 365日 日本の色図鑑
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